2019-06-13 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
しかも、多胎は帝王切開ですから、会陰切開とは訳が違う。母体の回復にすごく時間が掛かるというふうに思います。
しかも、多胎は帝王切開ですから、会陰切開とは訳が違う。母体の回復にすごく時間が掛かるというふうに思います。
諸外国の例ですが、例えばフランスでは、局所麻酔、会陰切開、複雑でない切開創の縫合が助産師の業務となっております。私が英国に行って業務をやったときも、教育に参加していたときも、陣痛に対する和痛麻酔は助産師が行われており、今アメリカの人たちが言っていることは、日本人は痛みに対して鈍感だねと言われることが現在でございますが、そのようなことも業務の中に入れて展開してまいりました。
更に言わせていただければ、今議員が、南野議員がおっしゃったので意を強くして申し上げたいんですが、私も外科医の経験からいいますと、やはり会陰切開をされてそれを縫合するということは比較的容易だと思いますが、裂傷の縫合、これほど難しいものはないと思っておりますので、そこだけを取り上げるのはやはり問題があると思っておりますし、これは教育の過程の中で、じゃ今まで看護師さん、助産師さんがどれだけ縫合ということをやってきたのかということからもちゃんと
陣痛促進剤をたくさん使って平日の昼間に無理やり誘導して、かつお産の時間も減らして、そうすると、子宮口はやわらかくなっていないから会陰切開としてはさみで切って、そういう、切れば切るほど、薬を使えば使うほどもうかる、そういう価値観になっていることが薬漬け、検査漬けの根源だということ。さらに、事故が起こって集中治療になってしまうと、ますますその病院に収入が入っていく。
委員御指摘のように、慣例的に会陰切開あるいは帝王切開が行われるということは、大臣も科学的根拠というふうにお答えを申し上げましたけれども、決して好ましいことではないという勧告をいただいているわけであります。
その中では慣例的に会陰切開を行うことを禁じております。それが今、日本では半分が会陰切開をしているわけですし、それから帝王切開率も一〇%以下に抑えるようにというふうに勧告されているわけです。 それが出たときは、一九八五年に勧告が出て、当時の日本での帝王切開率は病院で八・二%、診療所では六・一%だったんです。
今、お話しございましたように、会陰切開でありますとか、あるいはまた帝王切開というのがかなり多い確率になっていることだけは事実のようでございます。